ドライブ サーフボード 原田泰三 サーフボードが出来るまで

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更新日 2010-06-21 | 作成日 2007-12-15

サーフボードが出来るまで


 

シェイプ編

画像 197.jpg その1.

サーフボードの元になるブランクス(フォーム)です。ボードのモデルに合わせて、それぞれのボードに一番近い形のものを選びます。

画像 097.jpgその2.

各ボード専用のテンプレートを使用してサーフボードのアウトラインを引きます。
(写真のブランクスは、マシンより、プレシェイプされたブランクスです。)

画像 362.jpgその3.

テンプレートで引いたアウトラインの外側の部分をラインに沿って慎重にノコギリで切り落とし、プレーナー(電気カンナ)で大まかな形を作って行きます。(写真の物がプレーナーです)
まずは、デッキ面をプレーナーを使って削って行きます。その後、ボトムへと続きます。

画像 089.jpgその4.
レイルをプレーナーで削って、大まかなラインを出していきます
粗いサンドペーパーから細かいサンドペーパーへと何段階にも使い分けながらプレーナーの跡や小傷を取りつつ、ボードのラインを整えて行きます。
  ここまでの作業で、ほぼボードのラインが完成します。

シェイプ MOVE 1/2

アウトラインを切り出したブランクスを、まずはボトム側から、シェイプしていきます。

テンプレートで、確認しながら、サーフボードのロッカーを調節していき、ボトム側のシェイプを終えると次に、デッキ側をシェイプしていきます。

デッキ側で、サーフボードの厚みや、レイルの形状を調節していきます。

シェイプ MOVE 2/2

デッキ側で厚みを調節し、レイルをシェイプしていきます。

ある程度、プレーナーで、レイルを削りだしていき、そこからスクリーンペーパ(サンドペーパー)で、細部を仕上げていきます。

この時点で、サーフボードのラインは、ほとんど完成しています。

CIMG2635.JPGその5.

最終工程では、粗いサンドペーパーから細かいサンドペーパーへと何段階にも使い分けながらプレーナーの跡や小傷を取りつつ、ボードのラインを整えて行きます。
ここまでの作業で、ほぼボードのラインが完成します。
スクリーンペーパー(細かい網状のサンドペーパー)でさらに細かくラインを確認しながら表面を仕上げて行きます。

全ての部分をチェックしていき、もし綺麗なラインが出ていない部分があれば再度スクリーンペーパーで手直しします。
 この後にフィンの位置やボードのサイズなどを鉛筆で書き込み完成です。


ラミネート編

CIMG2611.JPGその1.

シェイプが完成したブランクスの上にガラスクロスを乗ます。
ガラスクロスを乗せ終わったあと、サーフボードのアウトラインより、少し大きめに、カットしていきます。
これは、レイルにガラスクロスを巻き込む為です。
基本的には、デッキ側は、足を乗せ強度を必要とする為、2層、ボトム側は1層、レイルはデッキ側とボトム側のガラスクロスを重ねあわせるので、3層になります。

CIMG2648.JPGその2.

ブランクスの上に、ガラスクロスを乗せ、カットしたあと、ディケールの位置を決めます。
ボトム側は、一層の為、直接ブランクスの上にディケールを置きますが、デッキ側は、2層の為、クロスとクロスの間に挟みます。

ラミネート MOVE

サーフボードの上にレジンを掛け、スクイージー(ゴムベラ)を使い、サーフボード全体にレジンをなじませていきます。

なじませたあと、余分なレジンをしごきとっていきます。

この作業が重要で、レジンを残し過ぎるとサーフボードの仕上がりが、重くなってしまいますし、レジンを取りすぎるとサーフボードは、軽く仕上がりますが、強度が落ちてしまうので、バランスよいレジンの量で、ラミネートをするには、やはり経験が必要になります。

CIMG2641.JPGその3.

ラミネート終了後、十分にレジンを硬化させたあと、ホットコートをします。

ホットコートとは、ハケを使い、サーフボード全体にレジンを薄く塗っていきます。

この作業をすることによって、ラミネート後サーフボードの表面は、どうしてもガラスクロスの織り目が出てしまいますが、ホットコートをすることにより、サーフボードの表面全体が滑らかになります。

余談ですが、ホットコート用のレジンには、あとのサンディングの作業性と光沢のある仕上がりにする為、パラフィンが添加されてます。

サンディング編

CIMG2651.JPG その1.

ラミネート後レジンが完全に硬化したらボードの凹凸をなくし滑らかに仕上げていきます。

ブランクスのラインを忠実に再現するためサンディングを行い、エッジの調整や余った樹脂もこの時に削り落とします。

CIMG2645.JPG その2.

サンドフィニッシュの場合はここまでの作業で、洗浄および最終チェックをして、ようやくサーフボードの完成となります。