ABOUT EPS
E.P.S.とは、「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとって「E.P.S.」と呼ばれており、ドイツで生まれ、製造方法は、ポリスチレンというビーズ上のプラスチックをガス(ブタンやペンタンなどの発泡剤)によって5~100倍に膨らませます。

E.P.S.の98%は空気であり、非常に軽量でありながら1平方メートルあたり5トンの重さにも耐えられる強度を兼ね備えています。空気を多量に含んでいるため通常のポリエステル発砲ウレタンに比べ浮力が約1.3倍近くもあり、ボード仕上がり後の重量も驚くほど軽量です。
また、発砲密度は、2.0×と1.7×、1.5×の3種類があり、原材料量1.5×の方が軽く、2.0×の方が強度があります。

DRIVE SURF BOARDでは、通常1.7×のブランクスを使用してます。
1.7×は当社のラミネートが編み出した独自のラミネート工法でラミネートする事により、十分な「軽さ」と「しなり」を生み出しています。

その他 2.0×(硬い)・ 1.5×(非常に軽い) ブランクスは使用用途に応じ選んで頂ければよいかと思います。
外側はエポキシ樹脂を使用し、グラスファイバーは通常使用する物とほぼ同じですが、僅かに縦筋に強度のあるものを使用しています。
特に強度があるというのではなく、ポリエステル製のボードと同じぐらいの強度と考えて頂いて良いと思います。

ボードが軽ければ軽いほど、敏感でレスポンスが良くなります。したがって、より早いテイクオフから余裕のあるターンができ、厳しい位置からのアップス&ダウン、さらには高いエアーをもコントロールすることが可能になります。
特に力のないビーチブレイクや、潮が上げてダラダラのコンディションでは、さらに威力を発揮します。
エポキシ写真
また、E.P.S.フォームは、タフライトなどの成形品と違い、ハンドメイドによるシェイプが可能です。

初心者、レディースの方にも、E.P.S. ならボードのサイズを上げても軽く動かせる事が可能なので、個々のレベルに応じた使用法方を選択したうえで、サーフボードのオーダーをして頂く事が可能です。

最近では、多数のプロ選手がコンテスト等でも使用し、ポリエステル製のボードと同レベルの強度と適度なしなり、超軽量、そして従来のポリエステル製のサーフボードと同じくカスタムオーダーが出来る事が魅力です。

ただ、ポリエステル製よりもE.P.S.はエポキシ樹脂のために熱に弱く、およそ60度で剥離、または膨張します。
車内や真夏の直射日光は避けてください。もし車内に長時間おかれる際には、銀色、白等の反射するハードケースに入れ、ジッパーを少し開け(換気のため)車窓にタオル等をかけ、車内温度が上昇しないようにしてください。


ポリエステル製ウレタン、E.P.S.、両素材ともそれぞれ違う部分に良い点があります。

どちらが良いか?それはあなた次第ですが、分からなくなった時は、販売店のスタッフもしくは、当社へメールにてご相談下さい。
DRIVE SURF BOARDでは、全てのモデルにE.P.S.のオプションを対応致しております。

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また、E.P.S.は資源再生が可能で、サーフボードやブランクス作成時に出た破片は、必要に応じリサイクルされています。環境にもとってもやさしいんです。
ABOUT EPS
現在、DRIVE SURF BOARDでは、GreenRoomBoard社のエポキシレジンを使用しています。

GreenRoomエポキシレジンシステムは、サーフボードの為に化学的に設計開発されており、従来のエポキシレジンに比べ、軽量にさらに強度に仕上げることが可能になりました。

また、従来使用していたエポキシレジンに比べ変色(黄ばみ)しにくい高品質のレジンを使用しています。

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